「疲れ顔と言われることが増えた」
「顔の印象が老けたように感じる」
このような表情の変化はお肌のたるみが原因と考えられます。
たるみ予防のケアをはじめるなら、まずはたるみの原因を理解することが大切です。その上でお肌の状態に合ったお手入れをスタートし、弾力のあるハリ肌を目指していきましょう。
このページではたるみの原因とすぐに実践できるたるみ対策をご紹介していきます。
たるみの原因
お肌のたるみが生じる主な原因は次の通りです。
- 年齢による肌弾力の低下
- 筋力の低下
- 紫外線や乾燥
- 生活習慣の乱れ
ここからはそれぞれの原因をより詳しく見ていきましょう。
原因①年齢による肌弾力の低下
お肌の弾力はコラーゲンやエラスチン、ヒアルロン酸によって支えられていますが、これらの成分は20代をピークに減少の一途をたどります。
お肌のハリ成分が減少すると頬や目尻、口元のたるみが目立ちはじめます。たるみの悪化はシワを強調し、老け顔の印象を強めてしまうことに。
年齢によるハリ成分の減少を止めることはできません。しかし20代からしっかりケアをしている人は、そうでない人に比べて肌老化が進みにくいと言われています。
原因②筋力の低下
体の筋肉が衰えるように、お顔の筋肉(表情筋)も年齢とともに低下していきます。
そもそも表情筋は、普段の生活で全体の約30%程度しか使われません。年齢による衰えに加え、スマホやパソコンを使う機会が増えれば筋力の低下はより進みやすくなります。
表情筋の衰えはフェイスラインの崩れにつながるため、顔が大きく見えたり四角く見えたりする原因になります。
原因③紫外線や乾燥
紫外線による肌ダメージは肌老化を促したるみを悪化させる原因の一つです。
紫外線でとくに注意すべきは、雲や窓ガラスをも通過する波長の長い紫外線A波(UVA)です。UVAはお肌のより深い部分(真皮層)にも到達し、ハリ成分を作り出す線維芽細胞に傷をつけてしまいます。
その結果お肌は弾力を保つことができず、たるみやシミなどの老化現象が生じてしまうのです。またお肌のうるおい不足もたるみの原因となるため、乾燥にも注意が必要です。
原因④生活習慣の乱れ
栄養バランスの悪い食習慣や睡眠不足は肌代謝の低下につながります。
お肌の基礎となる栄養や酸素が行き渡らなくなるため、たるみだけでなく乾燥やシワを悪化させることも。
さらに恐ろしいのが喫煙による活性酸素の増加です。活性酸素が増えすぎるとお肌のハリを維持するコラーゲンやエラスチンが破壊され、肌老化によるたるみが起こります。
このほか活性酸素の発生には負荷の大きい運動やストレス、過剰な飲酒も関係します。
たるみ解消に有効な4つの対策
たるみの原因がわかったところで、次はたるみを解消・予防のための対策をはじめましょう。
たるみケアに有効な方法は次の4つです。
- 表情筋のトレーニング
- 紫外線・乾燥対策
- 生活習慣の見直し
- 引き締め効果の高いスキンケア
ここからはそれぞれの方法をより詳しく解説していきます。
対策①表情筋のトレーニング
お顔の筋力低下によるたるみには、表情筋を鍛えるトレーニングがおすすめです。
ここではたるみ予防に効果的な目元・口元・フェイスラインのトレーニング方法をご紹介します。
◆目元のたるみ解消のトレーニング◆
- 目元の筋肉だけを使った目を思い切り閉じる
- 思い切り目を見開いて5秒間キープする
- 1と2を5〜10回繰り返す
このトレーニングのポイントは目の周りの筋肉(眼輪筋)だけを動かすことです。頬や額は動かさないように手を当てても大丈夫です。
◆頬のたるみやほうれい線解消のトレーニング◆
- 右目を閉じながら右側の口角を上に上げて5秒キープする
- ゆっくり戻す
- 1と2を5〜10回繰り返す
このトレーニングでは口の周りの筋肉(口輪筋)や、頬をつり上げる頬骨筋の筋力アップに効果的です。頬まわりやフェイスラインもすっきりするので小顔効果も期待できます。
◆フェイスラインのたるみ解消のトレーニング◆
- あごから首筋を伸ばすように上を向く
- 舌を上方向に長く伸ばして5秒キープ
- 1と2を5〜10回繰り返す
フェイスラインの引き締めには舌を使ったトレーニングがおすすめです。このほか、口を閉じて大きく円を描くように舌を回すエクササイズもフェイスラインのリフトアップに効果的です。
対策②紫外線・乾燥対策
紫外線や乾燥による肌老化を防ぐため、紫外線対策や保湿ケアは徹底して行いましょう。
毎日日焼け止めを塗る、帽子や日傘を活用するなど紫外線予防の対策を習慣化することが大切です。長時間の外出で紫外線を浴びてしまった時は、うるおい不足を防ぐため念入りな保湿ケアを欠かさずに行なってください。
対策③生活習慣の見直し
生活習慣の見直しでたるみ対策をするには、まず栄養バランスのいい食事と睡眠の質を向上させることからはじめてください。
栄養面では弾力肌の土台となる良質なタンパク質とコラーゲンを積極的に取り入れましょう。タンパク質とコラーゲンを多く含む食品にはお肉・エビ・カレイ・フカヒレなどがあります。
また肌老化からお肌を守るには、活性酸素を除去してくれるアスタキサンチンがおすすめです。アスタキサンチンはサケ・イクラ・トマト・赤パプリカなど赤い食品に多く含まれます。
睡眠については毎日決まった時間に入眠したり、まとまった睡眠時間を確保することを心がけましょう。深い眠りにつけるよう入浴やストレッチをしてからベッドに入るのもいいですね。
対策④引き締め効果の高いスキンケア
お顔のたるみを防ぐには、リフトアップ効果の高いスキンケアアイテムを使うことも大切です。
お肌の水分は年齢とともに減少していくので、スキンケアアイテムは年齢に合った高保湿タイプのものを選びましょう。セルフケアだけでは不安な方は、当サロンの脂肪溶解剤【リ・スタイル】もおすすめです。
こちらは頬やフェイスラインの脂肪を溶かし、お顔全体を引き締めに効果的なメニューです。若々しくシャープなお顔になれると大変評判なので、気になる方はぜひ一度お試しください。
まとめ
老け顔や疲れた印象を強めてしまうお肌のたるみは、アンチエイジングを目指す方の天敵ともいえる悩みです。
年齢によって生じるものですが、紫外線や乾燥、生活習慣も影響するため日頃のお手入れでたるみ対策をすることが大切です。あれこれ試しても改善しないお悩みは当サロンまでご相談ください。
一人ひとりの年齢や肌質に合わせたお手入れを提案し、ハリのある若々しいお肌づくりのお手伝いをさせていただきます。